S5 スペレ さかさでポリヘラ対面厨 [最高1965 最高1位]
↓証拠。ここから1勝してレートが1上がって最高レート1965となりました。
さかさ1位だあああああああ!!(途中経過)
前書き
KatuというニックネームでポケモンSMのレートに潜っている者です。今回は、長い間待ち望んでいたさかさバトルで、一時ではありますが1位とレート1950超えを達成できたので、その構築記事を書いてみようと思います。
どうでもいいですが、このパーティーで12連勝してから9連敗してさらに3連敗しました。最終レートは1750くらいです。溶かしすぎですね・・・
構築コンセプト
相手の頭数減らしてポリ2でトリル貼ってメガヘラで抜く!!
個体紹介
ガルーラ@ガルーラナイト
意地っ張り/早起き→親子愛
195-148-100-×-113-127→195-181-120-×-133-137
グロウパンチ/不意打ち/秘密の力/恩返し
さかさでは最強と名高いポケモンであるが、僕にはイマイチ使いこなせなかった(こいつを選出した対戦は大体負けてた)。見ての通りHAベースのガル。
秘密の力は、ガブリアスやゴツメ持ちのポケモンに対して耐久力を維持しつつ打つ技で、そこそこの確率で麻痺も狙えるのが良い。(全然麻痺引いてくれなかったケド)
恩返しは、元々は捨て身を入れるつもりだったが、遺伝を忘れさせたため仕方なく採用した。火力が絶妙に足りないのでやっぱり捨て身の方がいい。
努力値振りはとある方のものを殆どパクっている。メガヘラのミサイル針+フェイントや、メガゲンのシャドボを耐えたりするが、正直この耐久力が生きた場面は少なく、今ではASのテンプレ型にした方が強かったのではないかと思う。
まだまだ改良の余地がある枠。
勇敢/根性→スキルリンク
187-194-96-×-115-94→187-260-136-×-125-85
ミサイル針/インファイト/フェイント/剣の舞
構築のエース。A260スキルリンクという圧倒的高火力で耐久ポケモンごと吹き飛ばす。
さかさではKP上位に対して非常に通りやすいミサイル針・ミサイル針が通らないエスパーに通るインファイト・削り役割のフェイント・1積みでHBスイクンもミサイル針で確一になる剣の舞のラインナップ。フェイントがあるかないかでは大きな差があり、ガブジャロやASメガガルといったトップメタをトリル無しの対面から処理できるようになる。
耐久力も高く、メガガルの猫捨て身や陽気ガブの地震、ジャローダのリフストなどを軽く受けきる。
メガシンカ前の根性も優秀で、効果が発動するとインファイトをメガ後の1.1倍強の火力で打てるようになる。スキルリンクではないのでミサイル針は打ち難いが仕方ない。
トリル下でメガヘラ対面で下を取れるように勇敢にした(S実数値85)が、この値は90属最遅(ポリZとか)と同速であり、勇敢メガヘラミラーもあり得なくはない(0.4%)ので、個体値を28か29(S実数値84)にしておくといいかもしれなかった。
ガブリアス@ドラゴンZ
陽気/鮫肌
183-182-115-×-106-169
逆鱗/地震/剣の舞/身代わり
メガガルーラが重かったので入れた枠。
鮫肌ダメージ×2+逆鱗ZでH252メガガルーラまでが確1。これがしたかっただけ
岩封や岩雪崩や10万Vを持っている個体は辛いがしょうがない()
身代わりで電磁波毒毒を透かせてからの剣舞で全抜きが何回か決まったが、爽快の一言。
電気4倍はやはり重いので裏で電気対策はしておくべき。
図太い/†影踏み†
177-×-159-115-130-88
サイキネ/甘える/瞑想/眠る
影分身のないホワイトなゴチルゼル
重かったポリ2やブラッキーを何とかするための枠。裏のMVP。
彼女をパーティに組み込むだけで、苦手だったポリ2の選出率が大きく下がった。えらい。えらすぎる。
選出抑制をするだけでなく、実戦に出してもしっかりと役割をこなせるようにゴツメと甘えるを採用して、鈍足物理を起点化した。主な対象としてはカビゴン・クレベースなどで、吠える吹き飛ばしや腹太鼓が無ければ安定して嵌めることができた。
眠るによりpp合戦にも強く出ることができ、時間はかかるがラッキーなども突破可能。
Sは12振りブラッキー抜き。挑発を持っている個体が多かったので、ブラッキーの上を取ることは必須であった。
嵌められる相手には滅法強いが、嵌められるポケモンがいないパーティに出すとゴツメ持ちの置き物と化すので注意しなければならない。
ランドロス@拘りスカーフ
意地っ張り/威嚇
165-210-110-×-111-138
地震/とんぼ返り/馬鹿力/大爆発
地雷枠(のつもりだった)ポケモン
格闘が抜群で通る相手(テテフ・コケコ・ラティオス)を処理するために入れた。スカーフ馬鹿力は意外と察されにくく、初手の馬鹿力で頭数有利を取れたことも多かった。
地震はメインウェポンで、大体のメガガルが2発で落ちるほどの火力。とんぼ返りはさかさでは強い虫タイプの攻撃技で、特にゲンガーミミッキュに刺さる。大爆発は不利対面からのゴリ押しや起点化阻止、頭数有利時の削りに使える。壁展開を無理矢理阻止することもでき、さかさでは中々使い道の多い技だと思う。
努力値振りは、B<D調整・Sは最速135(メガミミロップ・メガライボルト)属抜き・H4・残りA。これでスカーフテテフのサイキネがギリギリ確2になる。
再戦や相手のスカーフに弱く(奇襲できない)、対戦数を重ねていくにつれて強さが落ちてしまった感じがする。
ポリゴン2@進化の奇石
控えめ/ダウンロード
191-×-110-160-128-77
かたいおまる。メガヘラのためにトリルを展開するのが大きな仕事。
トリル始動に関しては全ポケモン中最高レベルの安定性を持っており、挑発さえ打たれなければ間違いなく役割を遂行できる。S実数値が80を切っているのはボックスにこの個体しかいなかったから() トリル下でポリ2の上を確実に取れるメリットはあるが、S80の個体とどっちが良いのかは分からない。
Bに振っていないが、これでもミミッキュのシャドクロZを耐える程度の耐久力がある。HDの調整は、テテフのサイキネ2耐え調整とかだった気がする。
重要なのは、トリルを展開した後はできる限りすぐにヘラに交代すること。勇気がいる行動だが、これで生じる1ターンの差で勝敗が分かれることがとても多かった。
Cに多めに振っており、ダウンロードでCが上がれば、自ら殴りに行くことも可能。トラアタでコケコを8~9割方削り、HBブラッキーをシャドボで5~6割ほど削る程度の火力が出る。
技の追加効果を全然引いてくれなかったのが少し残念。
選出方法
相手の手持ちに応じて役割を果たせそうな3匹を選んだので、これといった基本選出が存在しない。ちなみに、選出率が高いのはヘラポリ2ランドガブの4匹で、ガルとゴチルは同じぐらい選出した。
ゴチルは、交代技の無い受け回しポケモンやブラッキー、カビゴンがいる時にのみ選出した。つまりガルはほとんど出していない。さかさガルモン一強の時代は終わったってことですね。(XYoras未経験者)
苦手なポケモン
メガライボルト・・・明確な処理ルートが無い。アタッカーが全員物理なので威嚇が非常に刺さる。S5終盤に、環境にこいつが急に増えた気がする。
襷カプ・テテフ・・・ランドロスが馬鹿力+ショックで落とされるのが痛い。挑発があるとトリル展開もできない。
HAメガガルーラ・・・ランドロスの地震をたまに二耐えする。メガヘラのミサイル針+フェイントを耐える。硬すぎ。
ポリゴンZ・・・適応力破壊光線を耐えられるポケモンがポリゴン2しかいない。メガガルと組まれるとかなり厳しい。
腹太鼓カビゴン・・・ゴチルゼルで見れないのが辛い。HBに振っていると突破困難。
キノガッサ・・・メガガルでなんとかするしかない
オニゴーリ・・・起点にされるポケモンが多い。メガヘラを出しても、零度当てられるか回避上げられるか防御上がるかの運ゲーとなる。
後書き
上記の通り苦手なポケモンが多く、構築内のポケモンも妥協している部分があり、強いとは言い難いパーティーです。それでも1965まで行けたのは、その時の環境に上手く合った構築だったからだと思います。
僕は暫定1位の状態から攻めすぎてレートを湯水の如く溶かし、悲惨なところまでレートが下がりましたが、そのおかげでお遊びパーティーで潜ることができるようになり、常に緊張状態のレートから解放されました。(サブロム持ってない人並) 正直今の方がさかさを楽しめている感じがします。溶かしたことにあまり後悔はしていません。今のランキング上位の方も、溶けるのを恐れずにもっと潜っていいんじゃないかって思います。
せっかくなのであと2日間、全力でさかさを遊びます!!
スペレの1700前後で3騎突してるので、マッチングしたらよろしくお願いします。 ↓