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<Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ 最高最終1754> ゼンリョク奇石イーブイ

 こんにちは、Katuと申します。今回は、ピカチュウorイーブイのみの1150というぶっ飛んだルールの公式大会に参加してきたので、使用ポケモンである奇石イーブイを中心に大会の所感について執筆しました。

 

奇石イーブイの使用経緯

  型の相性関係は、大まかにピカチュウ>Zイーブイ>奇石イーブイピカチュウの3竦みとなっており、勝率を上げるためには同族に対する勝率を安定させ、かつ不利な相手にもできる限り勝率を上げる必要があると考えた。

 ここでピカチュウは、汎用性を保つ限りではスカーフイーブイに勝てず、その他のイーブイにも相手の努力値の振り方によっては倒せないので、たった30戦の中で勝率を稼ぐ必要のあるこの大会では不向きだと考えて却下。

 Zイーブイは、技次第で対イーブイに非常に強く出られるが、電気玉物理ピカチュウや格闘Zピカチュウといった不利な敵がいる以上、マッチングゲーになりやすいと考えて消去した。あとZの演出が長い

 さて、奇石イーブイで勝率を上げるために重要なポイントは

の3つであり、これらを満たせるように型を設定した。

 

型紹介

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(♂でなく♀にするべきだったけど気付いたころにはもう遅かった)

 ☆ 努力値調整

 

☆ 技構成

 

☆ 立ち回り

  • ピカチュウ・・・恩返し→電光石火で処理。(電光石火で落ちそうでなく、かつ相手の攻撃をもう一撃耐える可能性が高い場合は恩返し)
  • ピカチュウ(どくどく)・・・恩返し→欠伸→くすぐる×2→恩返しの立ち回りをする。確率的には不利だが、数は非常に少ないとして切った。
  • イーブイ・・・欠伸→くすぐる×1or2→恩返し→α。くすぐるのお陰で物理奇石イーブイにはかなり安定して勝てるが、特殊イーブイやZイーブイは眠りターン次第。
  • イーブイ(スカーフ持ち)・・・欠伸→恩返し→電光石火。スカーフ持ちはAに努力値をかなり割いているので、ダメージ量で判別できる。
  • イーブイ(初手まもる)・・・くすぐる→恩返し→電光石火イーブイ対面初手守るは、守る/とっておきの2ウェポンイーブイが強く疑われる。A特化イーブイのとっておきは2耐え出来ないので、まずくすぐるから入る必要がある。
  • イーブイ(どくどく)・・・欠伸→くすぐる×2→恩返し×2(→電光石火)。欠伸をして毒を入れたイーブイは次のターンで願い事をすることがほとんど。最速起きは負けだが、2ターン以上寝てくれた場合は恩返しが2回通って大抵は落ちる。

 

欠伸くすぐる型の長所

  1.  Zイーブイにある程度勝てる・・・一見不利なZイーブイだが、くすぐるでABを2段階下げることで恩返し×2+電光石火で突破できる。ランクダウンにより、相手の攻撃はハイボを除いて2耐えできることが多かったので、最速起きされない限り勝てる。相手が欠伸や寝言などを持っていると怪しいが。
  2. ピカチュウへの勝率を保てる・・・1を満たす毒守願い事イーブイは、必然的に電光石火を切ることになり、ピカチュウへの安定感が落ちる。それに対してこの型は、欠伸とくすぐるの2つの技のみでZイーブイをある程度見ることができ、同時にピカチュウへの汎用性も失わない。
  3. 対物理型に強い・・・くすぐるのBダウンで物理型に強い。奇石イーブイの大半が物理型だったので、実際奇石持ちへの勝率が高かった。

 

 

☆ 厳しい相手

  • 身代わり持ちイーブイ・・・身代わりの性質上、間違いなく相手が素早さで勝っているので欠伸が通らず負け。
  • いびきorハイボ持ちZイーブイ・・・ナインエボルブースト→攻撃技→いびき×2(ハイボ×2)で負け。欠伸→くすぐる→恩返し連打でも間に合わない。
  • 嘘泣きハイボ奇石orノーマルZイーブイ・・・Bにかなり振り割いてしまい、こちらのD耐久が低い関係上D↓2でのハイパーボイスを受けきれないので、処理が間に合わず厳しい。
  • ピカチュウ・・・地雷なので切る

 

戦績

勝敗:25-5

勝率:83.3%

最終レート:1754(推測)

負け試合

  • 3試合目・・・HB耐久に大きく割かれた格闘Zピカチュウに恩返し+電光石火を耐えられ、相手の猫騙し+Zきあいパンチ+恩返しで落とされた。
  • 11試合目・・・奇石物理イーブイ対面で、くすぐるを2回当てて有利になったが、欠伸ターンの関係で行動回数を稼がれてしまい、最後に相手のとっておきが急所に当たって死亡。
  • 20試合目・・・欠伸ハイボZイーブイ対面で、相手の最遅起きに欠伸でなく恩返しを打ってしまい、相手に一方的に欠伸を通されて負け。
  • 24試合目・・・忘れたけど負け
  • 25試合目・・・欠伸ハイボZイーブイ対面で、ハイボ2発で落とされて負け。勝てない型だったので仕方がなかった。

 

反省と総括

 こう記事を書いていると、少しピカチュウ様に気を使い過ぎていたのではないかと感じました。15帯にピカチュウが固まり、16帯以上は基本的にイーブイが多いことは事前に予測できており、上位のレート帯で勝率を稼ぐにはZイーブイが適しているのは火を見るより明らかだったので、イーブイに強いZイーブイを用い、ピカチュウとのマッチングを避けて上振れに賭けた方が良かったかもしれません。

 最初に記した「勝率を上げるためには同族に対する勝率を安定させ、かつ不利な相手にもできる限り勝率を上げる必要がある」という仮定を崩すことが出来なかったのが考察での敗因でした。(ロムが1個しか使えなかったのでどのみち怖くてできなかったでしょうが)

 奇石イーブイとして見ればそこそこ完成度のある型だったとは思いますが、勝率八割越えを達成できたのは間違いなく運が良かった(ピカチュウをたくさん引けた・最速起きが多かった)からです。イーブイ様様です。

 

 さて、今回は今までの大会の中でも群を抜いて幅の狭い大会でしたが、最初思っていたよりもずっと考察が広がっていったので、流石ポケモンだなーと思いました(小並)。大会期間中、様々な型を一緒に考察してくれ、最強の努力値の振り分け方を伝授してくれたてふさんにただただ感謝です。

 1770超えの構築記事が次々と流れてきていて少々不安ですが、1ページ目に載っていることを祈ってます。では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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