ポケモンUSUMインターネット大会 Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ 型・技考察
インターネット大会「Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ」について、使われるであろう型と技候補・サンプルな育成例を列挙しました。
<簡単なルール>
基本データ
ピカチュウ
言わずと知れた主人公。素早さの高さを利用して、上からガンガン攻めていこう。
隠れ特性のひらいしんはピカチュウの電気技を吸収してくれるので有用だが、入手難易度が高い上にピカチュウ対面で電気技を打つ人は少ないと思われるので、せいでんきでも良い。この場合、接触技をしてくるイーブイにわずかながら強くなる。
イーブイ
ポケモンのアイドル枠。ピカチュウに比べて能力が見劣りしていると考えている人も多いようだが、(ピカチュウに比べれば)高い耐久力と専用Z、豊富な変化技など、ピカチュウにひけを取らない性能を持つ。
特性はてきおうりょくでほぼ確定。にげあしは対人戦で役に立たない。きけんよちは、相手のピカチュウが格闘技を持っているかどうか分かるメリットはあるが、勝利に結びつきにくい。
主要な型一覧
1 電気玉ピカチュウ
言わずと知れた有名な型、大会でも使用者が多いと推測される。特化で種族値150前後のポケモンと同等のAC実数値を出すことができる。物理特殊両方で育成できるが、特殊は対イーブイで火力不足に陥れがちなので注意。対ピカチュウはS勝負か。
<技候補>
ー物理技ー
- ボルテッカー・・・電気物理技の最大火力、物理型の場合はほぼ必須。ハイハノリゾートで教えてもらえる。
- しんそく・・・優先度+2の先制技。A特化で無振りピカチュウが確一と火力はあるが、いかんせん入手難易度が高く(配布限定)、タマゴ技と両立できない。
- ねこだまし・・・汎用性は高いが、守る持ちが多く決まりにくいかも。タマゴ技
- でんこうせっか・・・フェイントより優先度は劣るが威力は勝る。
- フェイント・・・優先度+2。相手の守る読みやターン稼ぎ潰しに
- すてみタックル・・・あなをほるを除けば、対ピカチュウへの物理最大打点
- おんがえし(やつあたり)・・・反動を気にしてすてみを入れたくない人向け
- かわらわり・・・手軽な対イーブイ技だが、ボルテッカーの方が火力が出る。
- あなをほる・・・対ピカチュウ技。相手にまもるがあると当たらないのが痛すぎる。
- はたきおとす・・・Z持ちには効果が薄く、ピカチュウとイーブイの両方に対して不安定。奇石が憎くてたまらないなら
- ほっぺすりすり・・・100%麻痺。こんなファンシーな大会に闇を持ち込まないでください
ー特殊技ー
- 10万ボルト・・・威力・命中共に安定したメインウェポンだが、耐久振りイーブイを倒すほどの威力は無い。
- かみなり・・・特殊耐久に甘えたイーブイを一撃で葬り去る。麻痺3割も強力だが、常に3割の負け筋を抱え込む。
- でんじほう・・・威力は100。命中5割、麻痺10割とかみなりより極端な性能。豪運の持ち主は採用の価値あり。金銀技マシン
- めざめるパワー(地)・・・対ピカチュウ用。C特化(もしくはC252振り)していれば、よほど耐久に振られていない限り落とせる。
ー変化技ー
- まもる・・・対ねこだまし、Z透技用。
- みがわり・・・対あくび・毒・Z技用。ハイパーボイスやいびきは貫通するのであくび対策としては微妙かも。
- アンコール・・・相手の安易な変化技に刺さる。タマゴ技
- エレキフィールド・・・対あくび技。相手のあくびを見てから打てるのが強く、自分の電気技の強化にもなる。タマゴ技
- じゅうでん・・・1ターン目を耐えて奇石持ちもろとも破壊する。地味にDが上がる効果があり、耐久調整をして採用するのが良い。タマゴ技
<育成例1>
物理型ピカチュウ。ねこだまし+ボルテッカーで倒せるイーブイは多く、すてみタックルでH252ピカチュウも余裕の確一。
<育成例2>
特殊型ピカチュウ。あくび対策にエレキフィールドを用意、フィールド下10万ボルトでH252イーブイ確一。
2 格闘Zピカチュウ
イーブイを倒すことにより重点を置いたピカチュウ。ただし、相手の振り方次第では奇石イーブイを倒せないことも多く、守るを合わせられても少しきつい。きあいパンチ採用型はZ技を決められなかった時のリカバリーが重要。
<技構成>
ー物理技ー
- きあいパンチ・・・Zで威力200の格闘技になり、A252振りで無振りピカチュウが確一、殆どのイーブイも確一(奇石型を除く)。素で使うにはみがわりやアンコールなどの補助技がほぼ必須。
- かわらわり・・・Zで威力140の格闘技。A特化でも無振りピカチュウが乱一と決定力には欠けるが、きあいパンチとは違って素でも使いやすい。
- ねこだまし・・・格闘Zで落としきれない相手への追加ダメージに。タマゴ技
- でんこうせっか・・・削りきれなかった相手に。
- フェイント・・・削りきれなかった相手に。守る貫通
- しんそく・・・猫騙し+フェイントより威力が高いが、配布限定で使える人はごく少数か。
- おんがえし(やつあたり)・・・Zきあいパンチを打った後のメインウェポンとして。すてみタックルなど、安定して出せる技なら何でも代用可能
ー特殊技ー
なし。きあいだまがあればかなり強かった。
ー変化技ー
- まもる・・・対ねこだまし、Z透技用。
- みがわり・・・きあいパンチを採用している場合は一考の余地あり。音技には無力
- アンコール・・・ねこだましやZきあいパンチを守られた時用に欲しい。タマゴ技
- こうそくいどう・・・まもるをアンコールした相手のイーブイZイーブイの上を取る用の技
<育成例3>
- 実数値:111(4)-107(252)-60-×-70-156(252+)
- 性格:ようき
- 技:ねこだまし/きあいパンチ/アンコール/フェイント
- 持ち物:カクトウZ
ねこだまし+Zきあいパンチ+フェイントで奇石を除く全てのイーブイが確一、ピカチュウ対面でもSの高さから有利に立ちまわれる。
3 イーブイZイーブイ
レートでもたまに見かける例の型。Z後は文句なしの最強ステータスポケモンだが、無事にZ技を打てるか、Z技を打った後無事に相手を倒しきれるかが重要で、努力値振りはよく考えるべきだろう。Z技の演出が1分近くあるので注意。イーブイZはスーパー・メガやすのイベントで入手できます。
<技構成>
ー物理技ー
- とっておき・・・Z技の元技となり必須枠。他の技を全て使えば一致威力140の技に変貌する
- おんがえし(やつあたり)・・・Z後のメインウェポン。少しAに振れば、殆どの耐久振りピカチュウは飛ぶ。
- すてみタックル・・・対イーブイを意識してより火力の高い技を採用したい場合はこれ
- ずつき・・・怯み30%で、これはアイアンヘッドと同じ数値。金銀技マシン・HG教え技
ー特殊技ー
- ハイパーボイス・・・特殊最高打点で身代わり貫通のオマケ付き。素のCが高くないので、Z後も火力があまり出ないことも。
- いびき・・・対あくび技。目覚めたターンに打ってしまって不発となることが多く、扱いはやや難しい。
- アシストパワー・・・Z後に威力220となり、火力は一致ハイパーボイス以上。能力を下げられると威力が落ちる点に注意。タマゴ技
ー変化技ー
- みきり・・・使用用途はまもると同じ。ppが5と低く、ピカチュウのアンコールに嵌められる回数が減るのでこっちの方が良い。タマゴ技
- まもる・・・主にピカチュウの格闘Z透かし。みきりでいい。
- あくび・・・まもると合わせて安全にZが打てる。残念ながら身代わりは貫通しない。タマゴ技
- ねごと・・・対あくび技。狙った技が出せれば強力だが、どれもこれも運次第
<育成例4>
あくび+まもるで確実にZ技を決め、上から攻撃する。ハイパーボイスは火力も十分、身代わり貫通で止まりにくい。
4 奇石イーブイ
イーブイのHBD種族値の高さに注目した型。基本的に上からの攻撃を耐え、多彩な変化技の搦め手から突破していく。どの技までを耐えるか、どれくらいの火力を出すかを考えて努力値振りをするのが難しい。
<技構成>
ー物理技ー
- おんがえし(やつあたり)・・・安定した高火力一致ウェポンで、ピカチュウへの通りも良い。
- すてみタックル・・・威力がもっと欲しい人向け。反動によって実質的な耐久は落ちる。
- とっておき・・・まもると組み合わせて連打する戦法が存在する。威力は最高値だが奇石型の長所を潰しかねないので慎重に
- でんこうせっか・・・中途半端にHPが残った相手に刺さる。適応力によって馬鹿にならないダメージが出る。
ー特殊技ー
ー変化技ー
- みきり・・・Z透かしやあくび・ねがいごとのターン稼ぎなど使用用途は多い。タマゴ技
- まもる・・・ppが欲しい場合用
- あくび・・・イーブイ対面ではとりあえず打っておけば役に立つ。恐らくほとんどの人が採用するだろう技。タマゴ技
- どくどく・・・まもるやねがいごとと合わせて粘る。イーブイには強めだが、対ピカチュウ性能は落ちるので注意。
- あまえる・・・物理技のみの相手には非常に刺さる。
- つぶらなひとみ・・・あまえるに比べて効果は薄いが、先制技なので初手の対Z技には強い。
- くすぐる・・・しっぽをふるの上位互換。相手が物理型ならより効果が高い。タマゴ技
- のろい・・・くすぐると違って自分のSが下がるので、イーブイ対面のあくび勝負に強くなれる。タマゴ技
- うそなき・・・相手のDを2段階下げる単純に強力な技。あくびと組み合わせれば、運が良ければイーブイZ持ちのイーブイを突破することも可能。タマゴ技
- ねがいごと・・・他の積み技と組み合わせることで強力な積み性能を得る。タマゴ技
- とぎすます・・・自分の能力ダウンを無効化できるのが強い。相手にまもるがあると簡単に防がれるので、あくびも一緒に欲しいところ。
<育成例5>
陽気ピカチュウの格闘Z持ちに勝て、意地っ張りにもいい乱数で勝てるように調整。あくび→のろいの動きが強力。
その他の型
5 襷ピカチュウ
相手の攻撃を耐える→じたばた(タマゴ技)・きしかいせい(タマゴ技)・カウンター(3世代教え技)の動きが単純なが読まれにくい。ねこだましを回避したり相手の型を探ったりするためにまもるは必須。カウンターは特殊型の存在を考えると決まりにくく、じたばたやきしかいせいも耐久振りには耐えられてしまうのが厳しい。
6 スカーフイーブイ
すてみタックルorずつき(金銀技マシン・HG教え技)ぶっぱ。殆どのピカチュウに問答無用で勝てるが、対イーブイは耐久の高さからかなり勝ちにくい。間違いなくある程度の勝率は確保できるので、マッチング次第では上位に組み込める可能性も。
7 襷イーブイ
襷からのじたばた(タマゴ技)の火力は圧倒的だが、あくびに弱くイーブイ対面ではまともに展開できないことも多い。こちらはまもる→とっておきの型もいる。
とりあえず有用性があると思っている型はこのくらいです。
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では、よいピカブイ大会ライフを。