S8シングル 1on1テテフグロス 最高2074(52-13) 最終2032
レート2200が10人以上出たS7とは打って変わってS8は大きく過疎化しましたが、取りあえず皆さんお疲れ様でした。
今季になってダブルを触り始めてテテフグロスという並びの選出画面美に惚れたので、シングルでもこの並びを取り入れることにしました。
個体紹介
カプ・テテフ@拘り眼鏡
性格:控えめ
努力値:175(236)-×-118(172)-178(92)-136(4)-116(4)
技:サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/気合玉
最近個体数を伸ばしている特殊ATエース
シャドーボールは受け出しにくるへの打点、
性格:陽気
努力値:159(28)-194(228)-170-×-130-178(252)
技:アイアンヘッド/バレットパンチ/アームハンマー/冷凍パンチ
広範囲+先制技を両立したこの4つの技の組を選択。
アムハンはテテフの気合玉と同じく、鋼やノーマルに対する貴重な打点として地震に代わる優秀な技だが、ギルガルドや炎には弱い。
ちなみに、テテフグロスの並びは非常に美しいが、2匹だけの並びとして見て強力かというとそうとも言えない点に注意。
ヒートロトム@拘りスカーフ
性格:控えめ
努力値:125-×-127-172(252)-128(4)-138(252)
技:オーバーヒート//ボルトチェンジ/目覚めるパワー氷/トリック
唯一のS130族最速越え+鋼水への貴重な打点持ち
受けポケモンに刺さるトリックは非常に有効で、これが無かったら勝てない試合も多かった。
霊獣ランドロス@地面Z
性格:陽気
努力値:165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)
技:地震/撃ち落とす/身代わり/剣の舞
珍しい地面Zランドロス
ヒトムを除く4匹で重く、誘い出す等を起点にできる型に決定。この誘導選出戦法が読まれることは一回もなく、幾多のポケモンを剣舞地震&Z地震で葬ってきた。今構築のMVP
受けルに強いのも評価点。
ポリゴン2@進化の奇石
特性:ダウンロード
性格:控えめ
努力値:191(244)-×-120(76)-157(140)-121(44)-81(4)
技:トライアタック/冷凍ビーム/シャドーボール/トリックルーム
ポリゴン2の中で一番信頼している型であるHCベースダウンロード型
トライアタック・・・一致技で2割の追加効果も望める。Cが上がれば火力はなかなかのもの。
シャドーボール・・・に少しでも強くなれる技
性格:意地っ張り
努力値:161(244)-156(252)-101(4)-×-126(4)-116
技:じゃれつく/影打ち/呪い/トリックルーム
呪いにはパーティ全体で苦手な相手を誤魔化せる強みがある。
努力値振りはほぼぶっぱだが、もう少し調整を施すべきであると思った。(少なくともA156はいらない)
構築について
〈完成までの経緯〉
今期はとにかく時間が無かったので、出来る限り使い慣れているポケモンや戦術を用い、高い勝率を目指せるパーティにすることを意識した。
とはコンセプトなので採用。
・・はボックス内にいた個体をそのまま採用し、眼鏡テテフによる崩し+トリル展開の動きを可能にした。
この4匹では非常に鋼に弱いので、殆どの鋼タイプに対して優位に立ち回れるスカーフを投入。ラストの枠には、同じく鋼に強く、浮いている相手にも打点を持つことができ、低速サイクルや受けループ殺しかつ初見殺し要素枠と至り尽くせりな撃ち落とす剣舞地面Zを入れた。
〈選出・立ち回り〉
1:霊獣ランドロスで詰める
ランドロスが通せる相手が多い場合の選出方法。ランドロスの有利対面を作り、身代わり剣舞で詰め態勢を整える。
地面技が等倍以上で通るポケモンはもちろん、パーティの面子で誘導されて出てくる等も身代わり撃ち落とす地震でまとめて処理できるのが非常に強い。
地面のケアを浮いているポケモンだけで行っている構築が多く、かなりの試合でこの詰めを狙うことができた。
2:トリックルームで詰める
トリックルームの通りがいい時はこれ。基本的に眼鏡テテフを初手に出し、粗削りを行った後にトリックルールを展開、再度暴れさせる。HPが減ってもサイコフィールドのお陰で下からの先制技で縛られないのが、再展開時に非常に有効である。
テテフを通す上で障害となる鋼は、自身の気合玉やヒトム・ミミッキュの呪いである程度対処が可能。
また、テテフを選出に入れなくても、パーティで重いといった積みポケに対する切り返しとしての手段としてトリックルームは刺さり、後続ので無理矢理処理することができた。
3:簡易サイクル
といった積みATが相手のパーティにいない上に、1,2の筋が有効でないと判断した場合の選出。
ヒトムのボルトチェンジで有利対面を作り、ランドロスの身代わり・メタグロスの広範囲技・テテフの高火力を駆使して頭数有利を狙う。
何回もサイクルを回せるポケモン達ではないので、出来るだけ早くの決着を狙うために相手の行動の読みを積極的に行う必要があるのが大変だった。
〈重い相手〉
- ・・・弱点を突けるポケモンがランドロスしかいない上に、最速だとランドロスでさえ処理が怪しい。
- ・・・積まれたらトリルで見るしかない。
- ・・・こいつの一撃で持って行かれる面子が4/6もいる。めざ氷持ちだとなお厳しい。
- ・・・ミミッキュの呪いかヒトムのトリック位しか対処法が無い。
- ・・・リザードンと同じ感覚の重さがある。
QRレンタルパーティ
雑感
急いで作り上げたパーティの割には、65戦で勝率8割と結構良い勝率になったのが驚きです。
勝ち筋がはっきりしていることの大切さと共に、強力な選出誘導というものを学べた構築でしたが、重いメジャーポケモンが多く、まだまだ改良が必要だと思いました。
時間のあるシーズンに21,22目指していきます。